当研究会運営委員の宇髙健太郎が下記のシンポジウムにて講演を行います。
日本博 主催共催型プロジェクト
シンポジウム「日本文学展 〜文学とメディアの千年譚〜 文化財リマスター」
主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、凸版印刷株式会社
日時:2020年9月22日(祝)、12時30分開場、13時開会、16時閉会(予定)
形式:Zoomウェビナー
講師:
・島谷 弘幸 九州国立博物館 館長
・岡 岩太郎 株式会社岡墨光堂 代表取締役
・恵美 千鶴子 東京国立博物館 百五十年史編纂室長
・宇髙 健太郎 美術家 / 東京文化財研究所 客員研究員
申込み方法(※参加無料、事前登録制): https://nihonbungakuten2.peatix.com/
フライヤー: https://www.nihonbungaku.com/flyer.pdf
このシンポジウムでは書や墨、文化財の修理や複製などに関するそれぞれの講演に加えて、「文化財リマスター」システムが発表されます。
これは従来の文化財複製と異なり、見た目のみに基づいたプリントではなく、オリジナルに使用された材料、技術、構造までを含めた「再現」を図るものです。
そのために本物の油煙煤や膠を使った特殊インクの開発まで行われています。
またそれらを通して、現在生産存続が危ぶまれている伝統材料へのフォーカスも同時に図られています。