第7回公開研究会 プログラムおよび参加申込み方法

「膠入門」

広汎な美術品制作と修理に用いられてきた膠。今回は絵画用膠の基礎の基礎というべき知識に絞って講演を行います。これまで普及していた三千本膠製造の実像を紹介する記録映像も特別に公開されます。歴史的、化学的な見地から膠を解説し、日本画と膠について新たな視点で論じます。日本画に関わる全ての人、特に学生に向けて企画された研究会です。

日程2015年6月13日(土)
会場東京藝術大学美術学部中央棟第1講義室
東京都台東区上野公園12-8
定員100名(先着)
参加費無料
※懇親会参加者は別途懇親会費(一般 3,500円/事前払込 3,000円、学生 2,000円)が必要です。

主 催:科学研究費基盤研究B「絵画表現における風土と技術 -膠を中心とする伝統的材料の持続性に関する調査研究-」
共 催:膠文化研究会
後 援:文化財保存修復学会、国宝修理装潢師連盟

 

<プログラム>

12:30 開場・受付開始

司  会: 半田 昌規 国宝修理装潢師連盟理事
13:00-13:10 開会挨拶:北田 克己 愛知県立芸術大学美術学部教授

13:10-13:40「接着と膠」 <要旨>
早川 典子 東京文化財研究所保存修復科学センター主任研究員

13:40-14:10「膠の基礎知識」  <要旨>
宇髙 健太郎 日本学術振興会特別研究員(東京文化財研究所)

14:10-14:40「近代の日本画と膠 ― 問題提起として」  <要旨>
荒井  経  東京藝術大学大学院美術研究科准教授

14:40-15:20「三千本膠製造の記録」  <要旨>
森田 恒之 東京藝術大学客員教授・国立民族学博物館名誉教授

15:20-15:50 休憩・ポスターセッション
ポスター「膠製造体験@姫路を通してー素材の向こう側に見えるものー」
後藤 秀聖(画家)、大﨑 哲生(大﨑商店)中央棟ロビー

15:50-16:25 質疑応答 座長:稲葉 政満 東京藝術大学大学院美術研究科教授
16:25-16:35 閉会挨拶:斎藤 典彦 東京藝術大学大学院美術学部教授

懇親会

17:00-19:00
会 場:東京藝術大学大学会館(キャッスル)大食堂 音楽学部内

<参加申込み>

定員に達したため、一般の事前受付は終了しました。膠文化研究会会員(5月25日現在)と学生は若干名ですが、追加受付中です。

参加申込みは事前受付制です。
参加応募様式をダウンロード、必要事項を記入の上、件名に「第7回公開研究会」と明記して、膠研事務局 nikawalabs@gmail.com 宛メールに添付してください。受付後、参加受付確認メールをお送りしますので、懇親会費の事前払込は期限までに参加受付確認メールに記載された指定口座に入金してください。

受付期間:5月15日(金)〜6月5日(金)
参加証発行開始:6月1日(月)
懇親会費事前払込期限: 6月8日(月)

<ご注意>メールによる参加申込みをすると確認のため「参加受付完了のお知らせ」が届きますが、数日を要する場合があります。また、「参加受付完了のお知らせ」が届かない場合は迷惑メールに振り分けられていないか、ご確認ください。

text50参加応募様式ダウンロード

 

参加申込みメール宛先:膠文化研究会 nikawalabs@gmail.com

email-icon-48 申込みメール(メールソフトが起動します。)

 

<申込み、問い合わせ先>

問い合わせはメールでお願いします。
膠文化研究会事務局
メール: nikawalabs@gmail.com

チラシ

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実施要領

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