三千本膠「飛鳥」の開発について

弊社は1884年創業時に三千本膠、京上膠、晒膠等の製造を行っていた。2010年年末に最後の三千本膠の製造業者の清恵商店が廃業した事で危機感を持たれた当時の東京藝術大学美術館館長の関 出教授が来社され、三千本に膠の復活を依頼された。
関教授と共同研究が始まり、製品の物性値の数値化や従来品の問題点の改善に取り組み、約10か月の開発後の2011年11月から販売を開始した。